本日の成果(2019/07/04)2019/07/04 20:17

「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」¥1,500
竹橋・東京国立近代美術館にて鑑賞。昨年亡くなられた高畑勲監督の展覧会。先の富野由悠季監督と同じく非アニメーター出身のアニメ演出家なので企画書や設定ノートなど同じ様な展示構成となっていました。資料じっくり読んでいたら3時間かかったよ。

あったらいいなと思っていたシンエイ版「ドラえもん」の企画書の原稿の一部が展示されていたのが最大の収穫かな。一度目のアニメ化が失敗して難色を示していた藤子F先生が、この高畑監督の企画書の素晴らしさに許可出したという逸話があります。高畑監督は頼まれて企画書を書いただけで実際放映されたアニメには関わっていないんだけどね(^^;)

途中までは宮崎駿監督とのコンビが続くので、宮崎絵がいっぱい展示されてます。「ホルス」と「ハイジ」の二つの作品の資料が充実していたかな。「ハイジ」では富野監督の絵コンテもありました!
また「ホルス」では、宮崎監督による提案書の中に「ヒルダをシータに、ホルスをパズーと名前変えませんか」という内容の文章があって心震えたよ。

あと「赤毛のアン」の資料の中に続編の構成案もあってビックリしました。

「火垂るの墓」までは高畑監督自身の資料があるのですが以降は全然無くて美術ボードやら原画やらの展示になってしまっていたのがちょっと残念でした。「となりの山田くん」に至っては資料無いに等しい展示でちょっと悲しかったよ。

図録も購入。もっともっと作品を作って欲しかったなぁ。


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